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DIMENSION in Marunouchi Cool Struttin' ~3rd week feat. K.KATSUTA
DIMENSIONが2月のMonthly DJを務める
Inter FM「Marunouchi Cool Struttin'」(every Sun. 18:00~19:00)、
今週はついにカツヲの登場です!!
先に言っておきましょう、抱腹絶倒、笑いすぎでお腹と頬の筋肉が痛くなります!!
なので十分に心の準備と、周りに人がいる場合はその人に怪しまれない準備をしてから
クリックして下さいネ(笑)☆






実はこの番組、Monthly DJによる本編に入る前に毎週1曲曲が流れるので、
今まで2週はそこの部分は省略してレポートしていたのですが、
今週はその本編前の曲がDIMENSIONも「Loneliness」でカバーしている「So Far Away」で、
noonがカバーしているバージョンでした!!一瞬ビックリしたぁ…。




♪Arthur's Theme (Best That You Can Do) “New York City Serenade” / DIMENSION
最新アルバム「Loneliness」よりクリストファー・クロスのカバー曲。
先週の予想、ハズれました…(沈)。オリジナル曲が流れるだろうと思ったのに、まさかこれが来るとはなぁ…。
だって1週目のライブコーナーもこの曲だったじゃん!!
まあカツヲ様の歌いっぷりが1番スゴイのはこの曲だし、ご本人様も大満足のtakeが出たらしいけれどさ…。


初めて心奪われた音楽の話とサックスを始めたきっかけ
カツヲが音楽を意識して聴きだしたのは小学生の頃。
ゴダイゴの「Monkey Magic」にヤラれて、親にねだってゴダイゴのアルバムを買ってもらったそうです。
今思えばミッキー吉野さんが作る曲はメチャクチャカッコよかったんだとか。

楽器を手にしたのは意外と遅く、高校2年生頃。
カツヲは中学・高校とサッカー部に在籍していたのですが、
よくありがちなちょっと横道にそれてしまうような青年になってしまい、
「このままだとお前、3年生になれないどころか卒業も危ういぞ!!」
(↑フツーは順番が逆だと思いますが、カツヲ様がおっしゃった通りに書かせていただきました;笑)
と既に1年生の段階で先生に言われてしまったんだとか。
さすがにヤバイ!!と思い、「先生、オレこれから学校行くよ!!何とか卒業させてくれ!!」とすがったところ、
「じゃあお前、運動系のサッカー部やってるよな。だから何かもう1コ文化系のクラブをやれ!!
日曜日も休まず毎日学校に来い!!そしたら卒業できるように資格を与えてやる!!」と言われたそうです。
そこでクラブを選ぶために周りを見渡したところ、「ブラスバンド部、楽チンそうだなぁ~(爆)。コレだ!!」と思い、
「先生、オレ見っけたよ!!ブラスバンドやる!!」と。「そういえば渡辺貞夫っていうのがいたよなぁ…」と思ったので、
「渡辺貞夫とおんなじ楽器~♪」と先生に言ったところ、
「おぅ、じゃあサックスのコトだな。よし、わかった!!」と楽器を持ってきてくれたのですが、
「サックスってこんなにデカかったっけなぁ…!?」と思いつつも半年くらい気がつかずに吹いていたその楽器はバリトンサックスで、
渡辺貞夫さんが吹いていた楽器はアルトサックスだった、なんてオチがあったのでした。

それにしても不良青年カツヲと先生の寸劇風トーク、文字にするとわからないんですが、
ど田舎のワルって感じのしゃべり方で(神奈川県民による注;実際の横須賀はそんなにど田舎ではないハズです)
スゴクおかしかったです…(笑)。この面白さを伝えられないのが残念っっっ!!


♪Over And Over / David Sanborn
カツヲに限らず多くのサックスプレーヤーに影響を与えているサンボーンの曲です。
マーカス・ミラーがプロデューサーだった頃のノリノリな曲ですね!!
もう流れた瞬間、キターーーーー!!!って思いましたネ(笑)。私もこの曲、大好き♡


高校卒業からプロになるまでの話
ブラスバンドで音楽に目覚めて、「よぉーし、プロになるぞ!!サックス吹きまくるぞ!!」となれば美しいのですが、
カツヲの場合、全くそんなコトはなかったんだとか(笑)。
単位もうまくとれて高校は無事卒業できたのですが、あまり勉強ができなかったので大学へ行けなかったカツヲ。
そこで、本当はジャズになんて全く興味がなかったのに「サックスを吹くために
ジャズ理論を勉強する専門学校へ行く!!」とただ遊びたいだけなのに話をでっちあげて親をだまし、
東京で1人暮らしを始めたんだとか(爆)。
で、その理論学校の先生がフュージョン系のバンドをやっており、
「若いメンバーを入れたいんだけど、勝田、やってみないか?」と誘われ、それがプロとしての初仕事になります。
「言葉だけで聞くと、スゴイ天才みたいですよね?全然そんなコトないんですけど…、ハイっ…。」
って言っていましたが、きっとその言葉の間には人知れぬ努力と苦労があったハズです。


♪City Kids / Spyro Gyra
25年以上に渡ってフュージョン界の第一線で活躍している
さわやか系フュージョンの代表的バンド スパイロ・ジャイラの曲です。
「Morning Dance」しか私は持っていないのでこの曲は初めて聴いたんですが、
いいですねぇ~、また私の好みのタイプです(笑)☆


プロ活動初期の話と好きな音楽について
最初の頃はスタジオミュージシャンとして
いろんなアーティストのレコーディングやツアーに参加してサックスを吹く活動が中心でした。
そこでジャズやフュージョンと言われる音楽を自分から手にして聴くようになっていったのですが、
カツヲはもともとサックスを手にする前からロックが好きだったそうです。
今でもメタリカとかコンサートに行ってしまうほど好きなのですが、
そのようなジャズとは逆方向にあるように思える音楽も意外と近いところにあるのだと
DIMENSIONをやる中で結びついてきたんだそうです。


♪Endless Sacrifice / Dream Theater
カツヲいわく、全然ロックなんだけど、ギターのリックの雰囲気とかテンポ感とか
ハードなヘヴィーさとかDIMENSIONに通ずる部分があるんだとか。
確かに言われてみればそんな気もするけれど…こんな曲をこの番組で流してしまうのは
きっと後にも先にもカツヲだけでしょう…(爆)。


JAFROSAXについて
サックスプレーヤー=フュージョン/ジャズ/ロックのバックバンドみたいな決まったところで使われるのではなく、
もし自分のソロアルバムとして何か作るとしたら何がイイかな?というので、
DJのように楽器を楽器として使わない人たちと何かコラボレイトしてみたい、と常々思っていたそうです。
そこで、Jazztronikの野崎良太さんやギタリストの田中義人さんなどを
トラックメイカーとしてお招きして「JAFROSAX」を作ったそうです。
田中義人さんはもともと知り合いだったので、「頼むよ、安いギャラで!!」と頼んだんだとか(笑)。


♪Going to the sky / JAFROSAX feat. LISA
カツヲのSolo Project “JAFROSAX”の1st Singleにもなっている曲。
福富幸宏さんをトラックメイカーに迎え、元m-floのLISAさんが歌っているボーカルチューンです。
そうそう、この曲カラオケ(Joy Sound)にも入っているんですよ!!ビックリしました!!
チャレンジしてみましたが、全然歌えなかったです…(苦笑)。
歌わなくてもカラオケボックスで流せばカツヲの所に著作権料が入ると思うので、
カツヲに貢ぎたい方は是非(爆)!!


JAFROSAXの今後について
JAFROSAXはもうすぐヨーロッパでも大々的に発表するらしいです!!
それがどうなるかで次があるかないかなんだとか。
たまに青山の「Loop」というクラブでサックスを吹いているそうです。私も行かなきゃ(笑)!!


♪Intro ~ ♪Track One / Till Bronner
超自然な曲続きで「Going to the sky」からこの2曲につながりました!!
ドイツ出身のトランペッターの曲で、(←調べました)
思わずダウンのステップで踊りたくなってしまうミュートトランペットを主体とした
ミディアムテンポでおしゃれなclub musicです。
「JAFROSAX」を作ったカツヲなだけに選曲のセンス、イイなぁ~♪


サックスの可能性を広げるという試み
サックスという楽器は意外とスタイルを決められてしまいがちで、
ジャズだったらジャズの人、フュージョンだったらフュージョンの人みたいなのが昔からあって、
カツヲはそれがすごくイヤだったそうです。
だから「ヘビメタみたいなファッションをしてサックスを吹くのもイイな☆」とか
「頭をツンツンにして金髪でサックスを吹くのもイイな☆」とか思って実践もしていたのですが(笑)、
よく考えてみたら「それって格好ばかりじゃん!!」と思ったんだとか。
JAFROSAXは、サウンド的に「この人はこういう風な人」って思われない方法で
何かを表現したいという思いの第一歩なんだそうです。
「それが形になったかどうかはまだ定かではございませんが…、ハイっ…。」と謙遜して言っていましたが、
十分形になっていると思いますよ、ハイっ!!


♪Straphangin' / The Brecker Brothers
説明するまでもありませんが、トランペッターのお兄ちゃん ランディ・ブレッカーと
テナーサックスプレーヤーの弟 マイケル・ブレッカーによるブレッカー・ブラザーズの曲です。
グルーヴ感に私はディメに通じるモノを感じたんですが、どうなんでしょう…?


海外進出の夢
カツヲが仕事で今興味を持っているのは海外進出!!
海外のミュージシャンは全然売れていないような人でも普通に他の国で演奏して
大してギャラをもらえていないようでも簡単に海を渡っているように見えるそうですが、
なぜか日本人であるカツヲたちにとって海外へ出ることはハードルがいろいろあって大変なんだそうです。
そういう壁を取っ払って、フレキシブルに地球規模で動いてみたいそうです。

プライベートではHARLEY DAVIDSONのバイクに乗っており、今はカスタム中というカツヲ。
“ハーレー”といえばアメリカのもので、“アメリカ!!”って印がついているものだけど、
カスタムする技術はドイツの方が進んでいるんだとか。
最近ドイツに興味があるカツヲは、“カスタムハーレーショー”という
ものすごいバイクばかり並んでいるショーを観に「ドイツに行ってみたいっっ!!」と力強く語ってくれました(笑)。
プライベートのコトなのに、たぶんココが1時間の中で最も力が入っていたと思います(爆)!!


最後に & 丸ビルライブの曲紹介
「1人でしゃべってる時も片手にはグラス、と。“カランカラン”って音を入れながらってどうですかねぇ…?」って
お酒が入っていなくてもラジオの割には十分に笑いと毒っ気があったと思うんですけど…。
「今度はちょっと、ボクの酔っぱらった口調でお送りするコトができる日が来るかもしれませんが…。」って、
個人的には聞いてみたいけれど、公共の電波に乗せられなくなると思います(爆)!!
「みなさんにはボクの言葉がどんな風に届いたでしょうか?」って言われても、
言葉はある程度こうやって文章化してもお伝えできますが、
口調や面白さまではお届け出来ないのが私としては本当に残念で仕方ありません!!

丸ビルライブは、めったに演奏することのないカフェという空間で、
お客さんと親近感を覚えるような距離で、お客さんがリラックスしている中で演奏して、
カツヲもリラックスしてイイ音を出せたと自負しているそうです。


♪IF / DIMENSION
'05,1,11 丸ビル cafe easeで行われたSpecial Liveより
'99年リリースのアルバム「12th Dimension “If”」に収録されているDIMENSIONのバラード最高傑作。
あのトークの後にこの演奏だからなぁ…私にとってはいつものコト(爆)だけど、
ディメのコトをあまり知らずにラジオを聞いている人は、
さっきまでのトークとこの演奏のギャップにカルチャーショックを受けるでしょう…(爆)。
いつもと比べるとゆったりめのテンポで、全体的にリラックスした丸い音に感じました。
いつもの「IF」より優しい「IF」って感じですネ。




いやぁ、疲れました…。カツヲ様、見事に笑わせてくれたなぁ…。
やっぱりあさってカツヲに会いたくなってきた(笑)!!

3週通して聞いて感じたのは、私はやっぱりカツヲの選曲が1番好みだなぁ、ってコト!!ドリーム・シアターはともかく(爆)。
というか、「メタリカが流れたりして!?」とは予想していたけれど、まさか本当にそっち系が流れるとはなぁ…。
まあ、先週おのきんが言っていた“DIMENSIONの3人それぞれの個性”がよく表れた3週間だったと思います。

来週はいよいよ最終回!!3人揃って出演します!!
3人がDIMENSIONの過去・現在・未来をどのように語ってくれるのか、期待しましょう!!
by fusionism-wakame | 2005-02-20 23:59 | media
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